避難する時に持って行きたい本・それぞれの役割とともに [詩・エッセイ]
高校の図書室で、ふと目が合った本。
この本と出会ったことは忘れられない出来事で、それを今でも、とても幸せに感じている。そしてこれからも。
銀色夏生さん著 詩と写真の単行本『微笑みながら消えていく』
空・花・雨・緑・・・様々な写真に、ぽつりぽつりとつぶやくように詩が添えられている。
作品のあとがき↓
私はこの本をとても大切にしていて、ふとした時に開いて見ている。
避難する時に、何を持っていくかと考えて色々とリストアップしたけれど、
自分の心を強く支えてくれるひとつになるのではないかと思った。
銀色さんの作品の中でも、特に好きなのは空の写真と詩。
銀色夏生公式HP 8月のメッセージより
自分が雲になったようなそんな気持ちになって、解放される感じがいい。
つれづれノートシリーズで日記本が出版されていて、私はこれをコーヒーを飲みながら読むのが好き。
一日一日の気持ちや出来事、銀色さんと一緒に生きているような気持ちになる。
銀色夏生さんのツイート 震災後のつぶやきを読んでいると気になる記述があった。
小山薫堂さんからの依頼で詩を朗読することになったこと。
この朗読はインターネットを通じて、下記ブログで公開されることになるそう。
渡辺 謙 (俳優)さん・小山薫堂(脚本家・放送作家)さんが呼びかけ人となって生まれた応援サイト。『kizuna311』
それぞれの役割があり、今できることを考えて生まれたのだそう。
“Tsunami”よりも、“Kizuna”という日本語を世界の共通言語にしたい・・・
この一言には、大きな賛同の声を送りたい。
またこんな声も。
ノリのいいアップテンポの曲、聴かせてくれるバラードなど
色んな一面をみせてくれるナオトさん。
『タカラモノ~この声がなくなるまで~』は、
リピート機能を使って何日も何度も聴いた。
『ありったけのLove song』←この歌もお気に入りの一つ。
どちらも、ピュアな気持ちになれる一曲です。
そんなアーティストのナオト・インティライミのブログより。
気になるメッセージを見つけた。
~以下、ブログより抜粋~
>わかったわ!
>何もしてあげられないってもどかしさに駆られてる人も、みんな一緒の気持ちでいるってこと。
>そして、みんなそれぞれに役割があるんだって。。
>無力だなんて悲観的になる必要なんてないんだと思う。
>そして、こんな時だからこそ今まで以上に、声を掛け合わないとダメだと思う。
本当に、この言葉を読んでいて、パソコンの前で頷いていた。
それぞれの役割とともに、今を生きる。
ようやく、進むべき道、歩むべき方向が見えてきた気がします。
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